■PC秘密
【PC】指定：PC名「金太」、性別「男」
あなたは金太だ。今は暑いので全裸である。なぜか分からないが、謎の穴に迷い込んでしまい抜け出そうとしている最中だ。あなたの使命は【穴から脱出する】ことである。
＜秘密＞
あなたに隠すものなどなにもない。
※エンディングを迎えれば使命は達成できます。どのエンディングでもOKです。
■使用狂気カード4枚
暴力衝動、超現実主義、パニック、疎外感
■穴シーン表1D6
1:暗い穴の中はぬめぬめとした粘液に覆われているようだ。
2:暗い穴の中はなぜか温度が高く、暑い。
3:暗い穴の壁はあなたの動きに合わせて纏わりつくように動いている。
4:暗い穴の中であなたが動くと、どこからか甲高い声が聞こえた気がした。
5:暗い穴の中は奥に行くほど狭く感じる。
6:暗い穴の中に曲がり角のような、肉でできた奇妙な壁があった。
※穴の持ち主の性別は問いません。
■苗字表
1:魔羅
2:息子
3:怒張
4:御立派
5:竿
6:陰茎
※PCの苗字が欲しい時に使ってください。
■導入フェイズ
金太は歩いていた。なぜかは分からないが、暑くなってきたので全裸になった。しばらくぶらぶらしていたはずが、気が付くと暗い穴の中にいた。ここは一体…？
【HO穴の中】を提示し、導入フェイズを終了する。
■メインフェイズ
２サイクル経過で自動的にクライマックスフェイズへ移行します。
HOを2枚調査できていない場合、金太は穴から抜け出したくなかったものとして扱い、クライマックスフェイズ戦闘で全ての判定に-1の修正がつきます。
金太が【歎願】や【早業】に成功し、手番が増えた場合、穴に2回以上入ったものとして扱い、クライマックスフェイズ戦闘で全ての判定に+1の修正がつきます。
■クライマックスフェイズ
金太が穴から這い出すと、今度は金太の目の前に細長い棒が現れた。よく見ると金太のサイズほどある金属製の輪も見てとれた。それらが未知の力で迫ってくる！
≪緊縛≫または≪刺す≫のうち金太がより好むほうで恐怖判定。
クライマックスフェイズ戦闘です。
クライマックスフェイズ終了条件
・戦闘で金太が敗者となる（逃走判定含む）
・戦闘で金太が勝者となる
・濁流する
※金太は自発的脱落可能ですが、エネミーは妨害を宣言します。
エネミー 細長い棒
属性：器物 生命力：2 好奇心分野：暴力
特技：≪刺す≫≪我慢≫
【基本攻撃】攻撃≪刺す≫
【深々刺さる】サポート≪我慢≫指定特技に成功すると、金太は噴出できなくなり≪我慢≫で恐怖判定をする。
エネミー 金属製の輪
属性：器物 生命力：1 好奇心分野：暴力
特技：≪緊縛≫≪我慢≫
【基本攻撃】攻撃≪緊縛≫
【根元を締め付ける】サポート≪我慢≫指定特技に成功すると、金太は大きくなれなくなり≪我慢≫で判定をする。判定に失敗すると1のダメージを受ける。
※エネミーのプロットはランダム、バッティングは金太ともエネミー同士ともしないものとします。行動方針は金太を痛めつけつつ生還させるように調整してよいものとします。
■エンディング
・クライマックスフェイズ戦闘で金太が敗者になった
金太は萎んだ。身を縮こませ、なんとか細長い棒と金属製の輪から逃げることができた。同時に穴からは脱出している。またあの穴に入りたいが、それはいつになるか金太には分からなかった。
金太生還、使命達成。継続できるシナリオがあったら教えてください。
・クライマックスフェイズ戦闘で金太が勝者になった
金太は戦い、膨張した。そこへ勢いよく細長い棒が突き刺され、金属製の輪が根本を締め付ける。しまった！と金太が思ってももう遅く、穴の外に出ているのに満足に身動きが取れない、そんな辱めを受けるのだった。
金太生還、使命達成。継続できるシナリオがあったら教えてください。
・濁流した
金太は戦いの最中だというのに、無性に液体を出したくなる。金太がさらさらした黄金の液体を噴出すると、どこからか「ぎゃー！」という大きな悲鳴が聞こえ、風のような速さで白い壁に囲まれた少し狭い部屋へ連れ去られてしまった。ここでなら思う存分液体を噴出してよいらしかった。
バッドエンド表は使いません。金太生還、使命達成。継続できるシナリオがあったら教えてください。
■場のHO
【HO穴の中】
暗い穴の中。なんだかじめじめしている。
＜秘密＞ショック金太、恐怖判定なし
穴の壁は金太に絡みついてくる。不思議と悪い感じはしない。しかし、進もうとしても穴は狭く、きつかった。
【HO穴の外】【HO穴の外】を提示する。
【HO穴の外】
暗い穴の外。なんだかいい香りがする。
＜秘密＞ショック金太、≪悦び≫で恐怖判定
金太は外へでようともがいた。穴の壁はどこか寂しそうに金太をぎゅうぎゅうと締め付け、苦しい。金太がなんとか外へ出ると「あ……」という切ない声が聞こえてきた。
【HO穴の奥】
暗い穴の奥。進もうと思えばいきそうである。
＜秘密＞ショック金太、≪官能≫で恐怖判定
金太は奥へ進もうと奮闘した。結果として体は大きくなり、それ以上進めなくなってしまった。それでも金太が進むことを諦めずにいると、突如、頭から大量に何かを噴出してしまった。穴の壁が金太を嬉しそうに包み込んだ。