※NPCの名前、居所の住所、儀式の！マークの数は変えていいです。
※NPCのデフォルトの名前は日本的苗字表の66、住所は新紀元社様の住所（ルルブ奥付）を参照しています。
※要するにNPCが狙い定めた粘着ターゲットをPC2が呪い殺す話。
■導入
ある晩、PC達は淫泉院と名乗る人物と3名でTRPGのオンラインセッションを楽しんでいた。ホラーを楽しもうとマルチジャンル・ホラーRPGインセインで遊んでいる。1セッションが無事に終了し、次回も同じシステムで遊ぼうという話になった。今回は正統派ホラーシナリオで淫泉院がGMだったが次回はPC1かPC2がGMをしようという話になった。少しシナリオの傾向を変えたいなということになっている。
（表HOに沿ったRPをどうぞ）
しばらくすると淫泉院が、身の回りで怪奇現象が起きていると話し出す。
【HO:ラップ音】【HO:ブルースクリーン】【HO:蛍光灯】を提示する。
■2サイクル目1シーン終了後（3手番経過後）マスターシーン
突如、あなた達の自宅のTVがつく。ワイドショーが映し出される。普段視聴するチャンネルではこの番組は映らないのだが…。
【驚き】で恐怖判定。
【HO:ワイドショー】を提示する。
■3サイクル目1シーン終了後（5手番経過後）マスターシーン
ワイドショーでおかしなbotの話が出た。実在せず、数時間おきに人を殺してしまえばいいという内容の発言を繰り返すらしい。倫理的に許されない、とコメンテーターが盛り上がっている。
【メディア】で恐怖判定。
■クライマックスフェイズ
儀式「最終的にホラー要素があればもう少し自由でいいんだよ！！！！！！」の手順を公開する。
手順:名前/特技/条件/ペナルティ
1:淫泉院の居所を外部に知らせる/追跡/淫泉院の居所を持っている/なし
2:淫泉院を説得する/情景/なし/判定前に正気度を1減少
3:成仏させる/埋葬/なし/失敗で正気度を1減少
■エンディングフェイズ
淫泉院と名乗っていた人物のもとへ警察が乗り込んだのが次の日のことである。変死して数週間経っていたとか。彼は死ぬまでパソコンにかじりついていたらしい。
妙なbotもシリアスな呪いの噂もいつしか消えていく。これらはただの都市伝説にすぎないのだった。
■HO群
【HO:ラップ音】
淫泉院の家にて。ピシッパシッと音が鳴る。
<<秘密>>ショックなし/秘匿情報
家鳴りとはどうも違うようだ。やけに音が大きい。ピシッパシッビキッバキッ…。
【破壊】で恐怖判定。
【HO:ブルースクリーン】
淫泉院のパソコン。
<<秘密>>ショックなし/秘匿情報
突然パソコンがブルースクリーンになったと連絡が入った。そんな恐ろしいことが。
【機械】で恐怖判定。
【HO:蛍光灯】
淫泉院いわく取り替えたはずなのだが。
<<秘密>>ショックなし/秘匿情報
パチッパチッと音を立てて明滅している。よく観察すると一定のリズムで明滅しているようだ。そう、ツーツーツートントントンツーツーツー、と。
【教養】で恐怖判定。
【HO:ワイドショー】
突然映ったTVではワイドショーを放送していた。この頃、連続殺人事件が巷を賑わせているようだ。
<<秘密>>ショックなし/拡散情報
数週間前から、チャットをしている途中で突然死するグループが相次いでいる。何者かによる毒殺事件として捜査がされているようだ。
【薬品】で恐怖判定。
【HO:被害者】を提示する。
【HO:被害者】
この連続殺人の被害者たちには共通点があるようだ。
<<秘密>>ショック全員/拡散情報
詳しく探っていくと被害者たちは全員マルチジャンル・ホラーRPGインセインで全然ホラーじゃないことをしていたらしい。そして全員、淫泉院と名乗る何者かにイチャモンをつけられている。
【NPC:淫泉院】を提示する。
【NPC:淫泉院】
ネット上のちょっとした有名人である。ホラーにうるさく、そんな感じのブログも持っているようだ。あなた達と今ちょうど遊んでいる。
<<秘密>>ショック全員/秘匿情報
あなたは既に死んでいる。ただ、ホラーにうるさすぎて死んでもなおホラー警察を止められないでいるのだ。あなたの本当の使命は【インセインホラー警察をやめて成仏する】ことである。
この秘密を見たPCは【霊魂】で恐怖判定。
<<居所>>ショックなし/秘匿情報
淫泉院の自宅は東京都千代田区神田錦町にある某ビルの2階である。淫泉院の居所を入手すると儀式の1手順目に参加することができるようになる。