■導入フェイズ
あなた達はこの近未来社会がディストピアとなった原因を解消するため、2000年代日本を調査しているコンビである。とある児童福祉施設を調べていたところ、怪しい痕跡を発見した。
【HO匿名の寄付】【HO時空の裂け目】を提示し、導入フェイズを終了する。
■メインフェイズ
【HO匿名の寄付】【HO時空の裂け目】の調査判定成功直後、マスターシーン：座流警備有限公司が発生します。
3サイクル経過で自動的にクライマックスフェイズへ移行します。
■マスターシーン：座流警備有限公司
発生タイミング：【HO匿名の寄付】【HO時空の裂け目】の調査判定成功直後 登場：PC1、PC2
発見した時空の裂け目を渡ってくる怪しい人影。思わずPC1が時空のおっさんの習性として「帰れっ！」と叫ぶと……会社に帰るようだ。そんなに社畜だったなんて。PC2が小さいおじさんとして尾行すると、とあるオフィスに入って行った。
【HO座流警備有限公司】を提示し、マスターシーンを終了する。
■クライマックスフェイズ
足長おじさんがぬっと席を立つ。すると、礼拝堂で聞くような鐘の音が鳴り……わらわらと社員が出てきて足長おじさんに向き直り、膝まづく！そして祈りの言葉を捧げ始める……。狂った光景だった。祈りを捧げられた足長おじさんには後光が差し、手からはビームが放たれる。なぜか神格化されているのだ。
神属性エネミー「足長おじさん」に遭遇したPCたちは≪愛≫で恐怖判定。
クライマックスフェイズ終了条件
・エネミー「足長おじさん」との戦闘でPCのいずれかが勝者となる
・エネミー「足長おじさん」が戦闘で勝者となる
エネミーデータ「足長おじさん」
脅威度：4 属性：神/怪異 生命力：16
好奇心：怪異 特技：≪魔術≫≪時間≫≪終末≫≪兵器≫
【基本攻撃】攻撃 ≪魔術≫
【戦場移動】サポート
【大暴れ】攻撃 ≪兵器≫
【召喚】攻撃
【しもべ】装備 自分のモブが、すべて自分に対して「愛情」の感情を獲得しているものとして扱う
エネミーデータ「社員1，2」
エネミー「足長おじさん」のモブ2体。
1体ずつのデータは基本P247「悪魔の囁き」を参照。
※エネミー基本指針。足長おじさんのプロットは5。社員1,2は主に「毒電波」を使用して錯乱を促す。足長おじさんに対し感情修正を行ってもよい。足長おじさんは「召喚」「大暴れ」を積極的に使い、PC達の生命力を削ろうとする。
※足長おじさん＝HO横領犯には＜秘密＞が設定されています。PC同様、回想を行うことが可能です。
■エンディング
・エネミー「足長おじさん」との戦闘でPCのいずれかが勝者となる
シュゥゥゥーッと辺りを白い煙と光が埋めていく。この近未来が作り変えられるのだ。諸悪の根源である足長おじさんを倒したことによって、正常な未来に戻るのだ。あなたたちの意識も溶けていく。次に出会ったとき、この死闘のこと、互いのことを覚えているかは分からない。だが、それでも。やり遂げた。そんな思いが、確かに、ある。
PC生還、本当の使命達成、お疲れさまでした。
・エネミー「足長おじさん」が戦闘で勝者となる
シュゥゥゥーッと辺りを白い煙と光が埋めていく。これは……催涙ガスと睡眠ガスだ！あなたたちは捕らえられ、足長おじさんのしもべにされてしまう。そう、座流警備有限公司の社員は皆、こうして捕らえられたエージェントや警官たちだったのだ。次に目を覚ました時、あなたたちは他の社員と同じように、元居た組織からの少額の資金横流しの任についていることだろう。
PC生還、本当の使命未達成、お疲れさまでした。
・濁流した
バッドエンド表を振ります。お疲れさまでした。