【インセイン2人用1サイクル型伏せ】幸福なのは誰?

■シーン表
なし

■使用狂気カード
PC1初期狂気に盲目、PC2初期狂気にいきすぎた想い、山札4枚恐怖症、怪物、絶叫、疑心暗鬼

■PC秘密
<PC1>
あなたは貧しい家の身だ。ある歳から病気で両目が見えない。両親はとうの昔に亡くしてしまった。その両親の遺産として宝石を持っている。両親からは「自分のために使いなさい」と言われていた。あなたの使命は【目を治すこと】である。

【PC1秘密】ショックなし
あなたの目はとても高価な薬でしか治すことが出来ない。あなたの本当の使命は【金策をする】ことである。また、あなたは初期狂気として【盲目】を獲得している。

<PC2>
あなたは昔からPC1と仲がよかった。目の見えないPC1の代わりにいろいろと見聞を話している。決して運に恵まれたとは言えないPC1に何かしてやりたいと思っている。あなたの使命は【PC1と共に暮らすこと】である。

【PC2秘密】ショックなし
あなたは実は肉体を持っていない精霊である。PC1とは縁が深い。あなたの本当の使命は【PC1を助ける】ことである。また、あなたは初期狂気として【いきすぎた想い】を獲得している。

■導入
PC1とPC2は貧しいながらも2人で身を寄せ合って暮らしてきた。
ある日、街にこんな噂が聞かれるようになる。
”この街にとてつもない名医が来ているらしい。金さえ積めばどんな治療でもしてくれる”

■第1サイクル
【HO:宝石】【NPC:医者】を提示する。
ゾーキングがあったときのみ、【プライズ:石ころ】を提示する。

■HO
【HO:宝石】
PC1が親の形見に大切にしている宝石。
<秘密>ショック全員/秘匿情報
実はPC2はこの宝石の精霊だ。
換金すれば多額の金になりそうだ。それでPC1の目を治療できればよいのだが…
<霊魂>で恐怖判定

【NPC:医者】
街の噂になっている名医。
<秘密>ショック全員/拡散情報
PC1の持つ宝石を求める宝石コレクターだった。医者としての腕は確かである。宝石さえ差し出せばPC1の目を治してくれるだろう。
<芸術>で恐怖判定

【プライズ:石ころ】
その辺に落ちていた石ころ。
<秘密>ショックなし/秘匿
「精霊憑依の儀式」を入手する。
※精霊憑依の儀式
参加条件:クライマックスフェイズに参加
1:<手触り>で石ころを確かめる。ペナルティ判定前に正気度1点を減らす
2:<情景>でこれまでの日々を思い起こす。ペナルティ判定失敗で狂気カードを1枚得る
3:<魔術>でPC2を憑依させる。ペナルティなし

※石ころにPC2を憑依させることでPC1の持つ宝石をNPCに渡し、PC1の目を治すことができます。

■クライマックスフェイズ
儀式をするならここで、しない場合やPvPに発展してもよい。PLの希望に従うこと。

■エンディングフェイズ
・儀式成功:PC1、PC2とも使命達成
・儀式を行わずにPC1が宝石(PC2)を手放す、医者に治療をたのむ:PC1のみ使命達成
・儀式を行わずにPC1が宝石(PC2)を手放さなかった、医者に治療をたのまない:PC2のみ使命達成